すこし痛みますよ

ジュニアドクターの赤裸々すぎる日記

アダム・ケイ/著、佐藤由樹子/翻訳

すこし痛みますよ〜ジュニアドクターの赤裸々すぎる日記

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2020年2月26日発行

名だたる賞を総なめ&Amazonレビューで大絶賛の嵐!

2018年イギリスのノンフィクション部門で最も売れ、イギリス史上最高の電子書籍売上を記録した「ジュニアドクター日記」。(原著『This is Going to Hurt : Secret Diaries of a Junior Doctor』)

ふだん医療ノンフィクションに馴染みのない読者からも熱烈な支持を受け、「サンデー・タイムズ・ベストセラー(UK)」にて14ヶ月連続ランクインの記録を打ち立てた話題の本です。

◎イギリスのNational Book Awards 2018 4冠!
大賞にあたるBook of the Yearをはじめ、Non-Fiction Book of the Year、New Writer of the Year、Zoe Ball Book Club Book of the Yearの各部門賞を受賞

◎Sunday Times Humour Book of the Year

◎Books Are My Bag Reader’s Choice award など

◎英国Amazonレビュー数 9,000突破!(☆4.8/5評価!)
ちなみに『サピエンス全史』は2,900レビュー、『ハリーポッターと賢者の石』は3,200レビュー
*2020年1月23日現在

働き方改革が必要な職場は、ここにも!
「医者だって、壊れやすい、普通の人間なのです」

週97時間労働。命を左右する決断の連続。襲い掛かる津波のような体液。

それなのに、病院のパーキングメーターほどにも稼げない。ジュニアドクターの現実へようこそ。

果てしもない1日の終わりに、一睡もせずに迎えた夜明けに、消えた週末の夜に綴られた秘密の日記。
NHS(英国国営医療サービス) の最前線で過ごしたこっけいで、ショッキングで、心揺さぶられる日々。
私たちが知りたかったドクターの仕事と私生活のすべてを――知りたくなかったことも少なからず含め――教えてくれる。

『泣くな研修医』の著者、外科医で作家の中山祐次郎氏が絶賛!

「読了する頃には、医師という存在への眼差しが少し変わっていることだろう」

[NetGalley会員レビューより]

激務なのはみな想像はしているし、ある程度知ってる(つもり)だろう。
しかしその内容と、葛藤と、疲れや怖れなど、普段患者としてしか医師と接触しない私たちにとって、この本は医師もまた1人の普通の人間なんだと気づかせてくれる。
そうなのだ、そんな普通なことに気づかないほど私たちは、医師=スーパーマンであり、医師=万能かつ感情もフラットだと思い込んではいないだろうか。
だって自分にとって今の痛みや辛さは、自分史上今1番大変なことで、目の前の白衣の人がそこをなんとかしてくれると思っているから。しかし、その白衣の内側は逡巡や葛藤や、プライベートなども抱えているやはり1人の人間なのである。それをプロ意識が支えている。そして、そのプロ意識が打ち砕かれるほどの衝撃と出会った時どうなるのか。
軽妙に綴られているこの日記形式の本を読了する頃には、医師という存在への眼差しが少し変わっていることだろう。
著者がそれを望んでいるかどうか、は、わからないけれど。 (教育関係者)

ベン・ウィショー主演でドラマ化!

▶︎英BBCの予告編はこちら

訳者あとがきを特別公開

訳者あとがき

著者のアダム・ケイは、インペリアル・カレッジ・ロンドンを卒業後、6年間産婦人科医として勤務したのちにテレビのコメディ作家に転職した、という異色の経歴の持ち主です。2015年に、ジュニアドクターの労働環境が大幅に改悪されたことに心を痛め、自身が医師として勤務していたころに書いた日記を出版しようと思い立ちました。・・・・・・

→ 続きはこちら(noteへ移動します)

著者プロフィール

アダム・ケイ(Adam Kay)

受賞歴を持つ、喜劇作家。現在は、テレビ・映画の脚本を手掛ける。
2004年から2010年まで産婦人科のジュニアドクターとして勤務していましたが、ある出来事がきっかけにその道を諦めました。本書は、その6年間の日記。

▶︎Adam Kay Twitter

訳者プロフィール

佐藤由樹子(さとう・ゆきこ)

早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業、英米文学翻訳家。訳書『マルチーズ犬マフとその友人マリリン・モンローの生活と意見』、共訳書『一年でいちばん暗い夕暮れに』(以上、早川書房)他。

目次

  • まえがき
  • 第一章 ハウスオフィサー
  • 第二章 シニアハウスオフィサー―第1の職場
  • 第三章 シニアハウスオフィサー―第2の職場
  • 第四章 シニアハウスオフィサー―第3の職場
  • 第五章 レジストラー―第1の職場
  • 第六章 レジストラー―第2の職場
  • 第七章 レジストラー―第3の職場
  • 第八章 レジストラー―第4の職場
  • 第九章 シニアレジストラー
  • 第一〇章 その後
  • 保健大臣へ宛てた公開書簡
  • あとがき
  • 謝辞
  • 訳者あとがき

担当者からメッセージ

◇これは対岸の火事か。他山の石か。ユーモア満載の軽妙な筆致が、却って現場の大変さ(と喜び)、そして著者が最後に至る決断の重さを伝えます。これまでになかったタイプの医療ノンフィクションです。(編集担当)

◇働き方改革が必要な職場はココにも。組織で板挟みに遭いながらも頑張る人たちへの応援歌!(編集担当)

◇医療ノンフィクションでありながら、医学の知識が不要で、医学の知識がなくても小説のように、つい読み進められる本です。「え?これノンフィクションなの?」と思わせるくらい、おもしろくもあり、ショッキングでもある数々のエピソードに、思わず笑ってしまいつつも、心揺さぶられ、考えさせられる1冊。(営業担当)

◇「コウノドリ」「ブラックジャックによろしく」「医者の本音」「ER緊急救命室」など、医療現場をテーマにしたマンガ、小説、ドラマ、映画が好きな方にもオススメです!(営業担当)

This Is Going To Hurt | Trailer – BBC

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